2007年09月16日

村の暮らし チュルポン・アタ/ROZAの場合



ROSAの家は湖から離れた側にある。

国道の南、湖側には地味とは言えそれなりに観光地的な施設もあるが、北側にはキルギスの金持ちが建てた別荘以外全く観光施設はない。普通の雑貨店すらほとんどなく、キルギスの田舎、といった風情だ。ポプラの木、雪を残す山、広がる牧草地と、日本の北海道を多少欧風化して田舎にしたような村だ。

夕飯ができるまで村を散歩してみる。
農村と言っても村の中には畑はない。牛や馬の姿も見えるが、酪農をしているという規模ではなく、家で消費する牛乳を取ったりするていどに見える。あるいは遊牧地は離れた場所にあるのかもしれない。時々目に入る飛び抜けて立派な別荘以外、どの家もさほど立派ではない。ROZAの家とそう変わらない造りだ。

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ROSAの家は湖から離れた側にある。

国道の南、湖側には地味とは言えそれなりに観光地的な施設もあるが、北側にはキルギスの金持ちが建てた別荘以外全く観光施設はない。普通の雑貨店すらほとんどなく、キルギスの田舎、といった風情だ。ポプラの木、雪を残す山、広がる牧草地と、日本の北海道を多少欧風化して田舎にしたような村だ。


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夕飯ができるまで村を散歩してみる。
農村と言っても村の中には畑はない。牛や馬の姿も見えるが、酪農をしているという規模ではなく、家で消費する牛乳を取ったりするていどに見える。あるいは遊牧地は離れた場所にあるのかもしれない。時々目に入る飛び抜けて立派な別荘以外、どの家もさほど立派ではない。ROZAの家とそう変わらない造りだ。

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若者の姿はほとんどなく、子どもと少し年を取った大人だけが目に入る。

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ROZAの家のキッチンは、母屋と離れた小屋にある。ガスは引いていないらしく、薪で調理をしている。中庭中央にあるストーブ状の器具は湯沸かしだ。ROZAの長女は"Tea Pot"と呼んでいた。

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夕飯をROZAの家族と食べながらいろいろな話を聞く。この民泊のメリットは英語で会話ができることだ。


ROZAはビシュケクで英語の先生をしている。
複数の学校で週6日、ほとんどフルタイムで授業を持ち、月の収入は約100ドルだそうだ。ちなみにこの民泊の値段は500com(約12ドル)と、ROZAにとってはかなり大きな収入になる。夏休みの2〜3ヶ月は家族がこの家に集まり、民泊をしているのだそうだ。


ROZAの長女は、やはりビシュケクにある化粧品の貿易会社に勤めている。収入はROZAより「なかなか良い」とのこと。また勤務時間も9時から4時程度なので時間当たりの給料はかなり良いらしい。長女はこの会社で貯金をして、大学に進学しようとしている。


長男はここチュルポン・アタで自動車の修理を生業としている。
彼はこの街で暮らしている。ビシュケクに働きに行かないのかと聞いたら、「誰かが家にいないと」と答えていた。長男として家を守っているのかもしれない。収入は「かなり少ない」とのこと。家の中庭には修理中の友人の車が置いてあった。ロシア製のこの車もキルギスでは20-30万円程するとこのと。

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次男はビシュケクのハイアットホテルでウェイターをしているとのことだったが、今もビシュケクで仕事中らしい。観光シーズン真っ直中だから当然だろう。収入も悪くなく、ROZAと長女と次男はビシュケクで部屋を借りて共同生活している。部屋代は月50ドル程度とのことだった。

ROZAに夫はいない。理由は聞かなかった。




ROZA一家はキリスト教徒だ。4年前に改宗したとのこと。

キルギスでもチュルポン・アタでもキリスト教徒は少数派で、地元では全体の5%に満たないらしい。改宗する前はイスラム教徒だったとのこと。確かイスラムは改宗を許さなかったように記憶していたのだが、その土地その土地の事情もあるのだろう。長男の友人も遊びにくるし近所の人もやってくるし、少なくとも村で特に排斥されて暮らしているようには見えない。



「ソビエト時代と今とどっちが良い?」と聞くと、ROZAはためらうことなく「それは今の方がいいに決まってる」と答えた。「ソビエト時代は全員が中流だったけれど、今は努力すれば良い暮らしをすることができるし物も豊かになった」のだそうだ。正直ROZAの家庭は豊かに見えない。しかしこう答えるからには、ソビエト時代よりは多生生活も良くなっているのだろう。昔はどんな生活だったのだろうか?


食事中ROZAに「良かったら宿代をもらえるか」と頼まれ500comを渡した。「もらえれば明日教会に行った帰り、卵やナンを買ってくることができるから」と言っていたので、現金も十分にあるわけではなさそうだ。それでもソビエト時代よりは豊か、なのだな。


雑談をするうち、村の夜はふけていく。
村にもちろん街灯などはない。その分晴れていれば星はきれいだ。

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