2007年08月08日

ビシュケクの安食堂

 
宿の情報ノートにはビシュケクのうまい店情報があった。

正直中央アジアには「これだ」という程旨い物はない。例の油っぽく保存の利くナン、中央アジア一帯にある餃子やラグマン、そして旧ソ連風味の各種つまらないもの、などが多い。公園で食べたような肉の串焼きはなかなか旨いが、肉の旨さであって調理の勝利という気はあまりしない。そんな中「うまい店」の情報はありがたい。

しかしノートには「うまい店」より目を引く記述があった。たいそう味気ないセルフサービスの安い店があるというのだ。私は安いという言葉に弱い。またノートにあった「立て付けの悪いドアをこじ開けると」といった記述も琴線に触れる。さっそく出かけてみた。

その安食堂はゴーインデパートの道を挟んだ反対側を少し東に行ったところにあった。

bsk_dnr_view.jpg

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宿の情報ノートにはビシュケクのうまい店情報があった。

正直中央アジアには「これだ」という程旨い物はない。例の油っぽく保存の利くナン、中央アジア一帯にある餃子やラグマン、そして旧ソ連風味の各種つまらないもの、などが多い。公園で食べたような肉の串焼きはなかなか旨いが、肉の旨さであって調理の勝利という気はあまりしない。そんな中「うまい店」の情報はありがたい。


しかしノートには「うまい店」より目を引く記述があった。たいそう味気ないセルフサービスの安い店があるというのだ。私は安いという言葉に弱い。またノートにあった「立て付けの悪いドアをこじ開けると」といった記述も琴線に触れる。さっそく出かけてみた。


その安食堂はゴーインデパートの道を挟んだ反対側を少し東に行ったところにあった。

bsk_dnr_view.jpg

掘っ立て小屋のような風情、トタン張りの壁。
大変に味わい深くて良い。


話し通りたてつけの悪いドアを開けると、今日用意されている料理のメニューがあった。

bsk_dnr_counter.jpg

bsk_dnr_plate.jpg


何がなんだかさっぱり分からない。

しかたがないので一番高いメニューを指さしてみる。これならパンだけが出てくる、ということはないだろう。

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いつものラグマンだった。しかも量が少ない。


ものたりないので次に高いメニューを指さしてみる。

bsk_dnr_momo.jpg

今まで避けてきた、味気なさそうな水餃子だった。
味は想像通り、塩気と油が主であまりおいしくはない。


カウンターのおばちゃんは大変に愛想が良い。
どこから来たのか的なことを聞くので「やぽんやぽん」と答えると妙にうれしそうに笑う。店の雰囲気は良いのだ。


この店には10分おきくらいに労働者風の客がやってきて、5comのウォッカを立ち飲みしてさっと消えていく。そうまでしてアルコールを飲まなければならないか、とすら思う。ロシアや旧ソ連にアルコール中毒患者が多いのも頷ける。

bsk_dnr_watka.jpg


そんな客のひとりが椅子に座り、私に話しかける。
何を言っているのか分からないが、妙に上機嫌だ。この店で外国人と会うことが珍しくて楽しいのかもしれない。

「うまいか」といった仕草を見せるので「うまい」のサインを見せるとますます上機嫌になった。写真を撮っていいかと尋ねると笑顔で撮れ撮れと言う。撮った写真を見せると「上出来だ」とばかりに親指を上に上げて笑う。

なんとも味のある親父さんだった。

bsk_dnr_oyaji.jpg

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