2006年07月25日

大理でだれる (2006.1 中国雲南省旅行記 (Natsu4歳) 11

大理でだれる (2006.1 中国雲南省旅行記 (Natsu4歳) 11

11 「大理でだれる」

 大理を知らない人は多い。 
麗江と違い世界遺産に指定されているわけでもなく、高倉健の映画の舞台にもなっていない、地味な続だ。しかし続の空気に限って言えば麗江の旧市続より格段に良い。厚化粧的な「美しさ」や「雲南の小京都」的胡散臭さがあまりなく、柳が連なる続路も生活感が漂う。居心地の良い続だ。

 「風光明媚な雲南省西北部の高原古都。8世紀に南詔国が誕生し、10〜13世紀には大理王国の都として栄えた。いまも蒼山を背に端然とそびえる古い仏塔や城壁に面影が残る。ペー(白)族が多く住み、白族の風情を存分に感じられる。旧暦3月には伝統的な「三月続」、「石宝山歌会」の祭典がある。雲南の要衝の地で、付近は大理石を産する。」
http://www.jcbus.co.jp/chinahotel/dali/info/

公式にはこう紹介されるところだが、実際はちょっと違う。
むしろこちらの方がより正確な説明かもしれない。

「城壁に囲まれた古城「大理」は雲南でも麗江と並んで最も人気の観光地で、特にバックパッカー(個人長期旅行者)に大好評で思わず長居してしまう、いわゆる「沈没地」です。東に湖、南に山脈があり、ボートをこいだり、ハイキングやサイクリングを楽しむことができます。特に町に見所があるわけではないですが、白づくめの家をぬって通りを歩いていたり、城壁に上ってぼーっとしたり、カフェでのんびりしているだけで、いつの間にか時間を消費してしましまう、中国の中では異質の観光地です。」
http://www.yunnan.jp/dali.htm

 そう、我々はここにダレに来た。なにしろもうすぐお正月。異国にいてもだれることは忘れたくない。殊更だれることに関しては、我が家は全員傑出した才能を持つ。本領発揮だ。そしてその大きな力となるのが、菊屋だ。

 菊屋では和食を食べることができる。寿司、天ぷら、松花堂といったフォーマル揃ではなく、カツ丼、焼きうどん、生姜焼き定食といった大衆食堂揃の和食だ。目玉焼き丼などという泣かせるメニューもある。親子丼10元、焼きそば7元、カツカレー15元、生姜焼き定食15元。続の中華料理よりは幾分高いが、和食としては格安と言って良い。

 基本的に本場の中華料理と相性が良くない我々は麗江では火鍋を食べ続けたが、ここでは大衆食堂揃和食を食べ続けることになる。一家で大食いしてビールを飲んで50元から100元。750円から1500円といったところ。エンゲル係数が高い我が家としては大変ありがたい。こういうところで航空運賃を取り返せば、旅行に出た甲斐もあると言うものだ。

 ある日の夕方、下の娘が言った。

「おなかすいた。今日は何屋行く?」

何屋もなにも、この続に「屋」がつく場所は菊屋しかない。娘は宿から菊屋までの道を、先頭を切って歩き出す。なんとなく頼もしい。今日は生姜焼き定食にほうれん草の炒め物をつけて、冷たい大理ビールでも飲むとするか



yunnan_kikuya2.jpg



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