2006年07月15日

2006.1 中国雲南省旅行記 (Natsu4歳) 8 玉龍雪山 - あるいは中国悪徳タクシー対処法

8 玉龍雪山 - あるいは悪徳タクシー対処法

 玉泉公園があまりにつまらなかったので、出来心で玉龍雪山までタクシーに乗ってしまう。

 雪山の観光エリアまでおよそ30q。空港からメーターで走った時の価格から考えても往復120元は高くはない。相場だ。しかし我々の拾ったタクシーは「できることならちょっとぼったくりたい」タイプのやらし〜糞運転手のもので、「玉龍雪山一日遊」の案内を見せたり「ここに寄らないか」など頼んでもいない場所で我々を観光させようとする。よくあるタイプだが中国であるためそのやり方が洗練されておらず、大変えげつない印象を受ける。
くどい。うるさい。うっとうしい。

 しかたないので必殺技を使う。
財布から日本の運転免許証を取り出し運転手に見せる。ただ見せる訳ではない。下に小さく書かれた「公安委員会」という部分を指さして、だ。上海の空港など日本人の多い都会で通用するかどうかはわからないが、少し田舎ではこれは効果てきめんだ。私は自分の運転免許証を見せただけなのだが、運転手はまるで私が警官であるかのような態度になる。不思議だ。

 ついでに娘の携帯を借り、さりげなく発信音の鑑賞などもする。中国の発信音は欧米型で珍しいため楽しく鑑賞するのだが、運転手はちらちらこちらを眺め警戒をしているような表情を見せる。不思議だ。

 免許証自慢と携帯発信音鑑賞で、運転手のくどい営業活動はぴたりと止まった。未練がましく観光案内チラシを見せることはあるが、少なくとも客商売に相応しい態度だ。日本の免許証を見せてあげて携帯の発信音を鑑賞しただけなのに、豹変と言って良いほどの態度の変化だ。何かに怯えているようにも見える。本当に不思議だ。

         - - -

 我々は雲杉坪という場所に向かう。玉龍雪山全体を近くで見渡すことが出来る場所だ。この辺ではそれほど高い所ではないが標高3200m以上ある。麗江がすでに2400mの標高なので大した高さではないが、子どもたちは3000m峰に登った経験はないため、高山病の兆候が出てこないかに気をつけつつゆっくりを歩く。

 近くの甘海子と言う場所からは標高4500m地点までロープウェで登ることが出来るが、酸素マスク代わりの空気枕を持たされるという穏やかではない場所だ。大人だけならともかく幼児連れには厳しい。それに、両方行った訳ではないので真偽の程は分からないが、甘海子より雲杉坪の方が玉龍雪山を良く見ることが出来るらしい。

 雲杉坪からリフトに乗るが上からの眺めも駐車場からのそれをさほど変わらない。駐車場からの景色でも十分美しい。観光エリア入場料一人120元(! 交渉してまけてもらったが…)を徴収するゲートをくぐった時にはここもぼったくり観光地かと思ったが、玉龍雪山エリアにはその価値はある。雲杉坪だけで帰るのはもったいない気もしたが、丘の上でゆっくりと過ごして雪山をただただ眺める。雪がちらちら落ちてきたので、茶屋でコーヒーを飲む。炭火が暖かい。良い場所だ。

yunnnan_grykuryuusan.jpg


 ゆっくり過ごし過ぎたのか、駐車場に戻ったら元雲助運転手が別の客を乗せて雲杉坪をまさに出発するところ。さすがだ。本当に信用できないねぇ、あなたは。(笑)
そんな姿まで見せておいて、麗江の街で約束の120元を受け取る時もっと金を寄越せと恨めしそうな目で睨んだこの女運転手、さすが中国だとほめてあげよう。

だが約束のカネ以外ビタ一文やらん。
もう一度公安委員会発行の免許証でも見るか?



↓ お役にたてましたらクリックをしていただけるとうれしいです。^^。
人気blogランキングへ
にほんブログ村 子育てブログ
にほんブログ村 旅行ブログ