2008年03月01日

ウルムチ観光、楼蘭美女のミイラと夜市

 
以前にも書いたが、ウルムチは沙漠のメガシティだ。
人口はおよそ160万人。東西南北どの海からも2000km以上離れているため、「世界一海から遠い都会」とも呼ばれている。遊牧民族と漢民族による領土の奪い合いが行われてきたが、清朝光緒帝の1880年代に新疆省が設置されると、迪化は同省の省都となったとある。

umc_view.JPG
(Wikipediaウルムチより)

私にとってウルムチは久々の大都会だ。
麦田YHに隣接するデパートを見物に行くと、開店前の朝礼兼体操が行われていた。中国の大きな企業では、良く人目もはばからずこの体操をやっている。以前麗江のホテルのロビーで体操が始まった時には「客を放置してここで体操するか」とちょっとしたカルチャーショックを受けたが、さすがデパート店内では行わない。

umc_taisou.jpg

店舗前の大型ビジョンでは体操のお手本が放映されている。
さすが、ぬかりはない。

umc_taisou_tv.jpg

とりあえず都会の朝を味わうためKFCでブリトーとコーヒーの朝食。インスタントではないコーヒーは久しぶりだ。

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以前にも書いたが、ウルムチは沙漠のメガシティだ。
人口はおよそ160万人。東西南北どの海からも2000km以上離れているため、「世界一海から遠い都会」とも呼ばれている。遊牧民族と漢民族による領土の奪い合いが行われてきたが、清朝光緒帝の1880年代に新疆省が設置されると、迪化は同省の省都となったとある。

umc_view.JPG
(Wikipediaウルムチより)

私にとってウルムチは久々の大都会だ。
麦田YHに隣接するデパートを見物に行くと、開店前の朝礼兼体操が行われていた。中国の大きな企業では、良く人目もはばからずこの体操をやっている。以前麗江のホテルのロビーで体操が始まった時には「客を放置してここで体操するか」とちょっとしたカルチャーショックを受けたが、さすがデパート店内では行わない。

umc_taisou.jpg

店舗前の大型ビジョンでは体操のお手本が放映されている。
さすが、ぬかりはない。

umc_taisou_tv.jpg

とりあえず都会の朝を味わうためKFCでブリトーとコーヒーの朝食。インスタントではないコーヒーは久しぶりだ。

umc_kfc.jpg


中国のどこにでもある人民公園の朝。

umc_park_entrance.jpg

urm_park_taikyokuken.jpg

umc_park_corn.jpg

1元のトウモロコシなどを買いつつ眺める。

中国のこうした都市の大公園は、大抵入場料が必要だ。
公園に入るのに入場料が必要だなんてと私はいつも思うのだが、人民の皆さんは特に気にしている様子もない。むしろ中国人民のみなさんは、日本人以上に公園にお金を払うことに納得している気がする。

留学生によると、人民の皆さんにとって公園というのはたいそう魅力的な場所らしく「今度の日曜に公園に行こう」などと誘われ、疑いもなく入場料を支払い半日過ごしたりするのだそうだ。
「そこで何をするの?」と聞くと「散歩したりですねぇ」。
「楽しいの?」と聞くと「いや、全く」。
民俗による価値観の違いは、簡単には乗り越えられない気がする。

ちなみに公園も国立公園規模になると入場料は桁違いに跳ね上がり、数百元は当たり前となる。人気の九寨溝に至っては、今や東京ディズニーリゾートとほぼ同額の入場料だ。
これ、とても嫌だ。


さて、ここウルムチの観光の目玉と言えば、新疆維吾爾自治区博物館にある「楼蘭美女」などのミイラ群だろう。博物館は市内中心部からやや北側、YHから徒歩で行くこともできる。

umc_museun_view.jpg

umc_museun_shop.jpg

残念ながらというか当然のごとくというか、館内の展示は売店などを除き撮影禁止だ。

館内には1980年に楼蘭古墓で発掘された有名な「楼蘭美女」を始め、ご老人や赤ちゃんのミイラが数体展示されている。
これらのミイラは特に保存のための加工をされたものではない。楼蘭は沙漠で高温低湿のため、遺骸がそのままミイラ化した。トルファンエリアの遺跡には、発見されたまま保存されている夫婦のミイラもある。楼蘭美女は中分けにしたロングヘアが生々しいが、美女というのも強引な気がする。ともあれ、これらのミイラは博物館の目玉だ。というより、ミイラ以外取り立てて見る物もない。


ウルムチ観光の目玉を午前中に終えてしまった私は、市内を徘徊することにした。すると店内に「感謝の旗」を掲げたマッサージ店があったので入ってみる。

umc_massage.jpg

umc_massage_on.jpg

店内に飾ってある赤くてやや縦長の「感謝の旗」は、初めての土地ではかなり有効な目安になる。以前チューインガムを噛みながらのいい加減な施術で私の関節痛を取り払ってしまった成都の「如意診所」にも、この旗は多く飾ってあった。中国の伝統でもあり、とりあえず旗があれば感謝している人の多い店、ということになる。

料金は30元。広州や北京・上海といった大都会に比べれば安めだが、四川や雲南に比べるとやや高い。ウルムチの2003年の住民1人当たりのGDPは17,655元で、中国の659都市中94位と、辺境にしては結構お金持ちの街なのだ。


暗くなってきたので、繁華街に出てみる。
夜市は市内のあちこちにある。

umc_night_view.jpg

umc_night_street.jpg

umc_night_smallstreet.jpg

夜市には、観光土産や雑貨、日曜生活用品などを売る店から食堂まで様々な屋台が出ている。道沿いにある店も路上に台を出すなどしていて楽しい。なかなかおいしそうな物も目に着く。

umc_night_fruit.jpg

urm_night_duck.jpg

urm_night_sheep.jpg

この焼かれてから首をリボンで飾られた子羊にはかなり惹かれたが、やっぱり夕食はこれになった。この地域ではやっぱりラグメンが一番おいしい。

urm_night_ragmen.jpg


カザフスタンやキルギス共和国にも近く、寝台バス一晩でカシュガルの街にも行くことができる沙漠のメガシティ・ウルムチには、ノースウェストのワールドパークスでも、ユナイテッドのマイレッジプラスでも僅か20000マイルで行くことができる。

今回のシリーズのタイトルを「20000マイルで行く中央アジア」としたのも、「ウルムチまでたった20000マイルなんでですよ」という気持ちを込めたつもりだった。

マイルの使い方としてはかなりお得だと思うのだがどうだろう?



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