2012年02月18日

現在、旅行記はこちらのブログで更新しています


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現在、「[ブログ版]赤ちゃん・子どもと海外家族旅行、時々ひとり旅」は更新されていません。

子どもたちも大きくなり再び1人旅が主流になったため、ブログタイトルと内容との間にズレが生じてきた、と考えたため、2008年以降旅行に関しては「とにかく安く旅行したい」で更新しています。

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よろしかったら、ぜひこちらもご覧下さい。

posted by 主 at 15:27| 日記

2008年10月11日

達坂城古鎮景区・王洛賓記念館 (ウルムチ発トルファン日帰り人民ツアー 7)

 
時刻は北京時間で午後5時過ぎ。
もうトルファンで見たい物はおおよそ見た。正直そろそろウルムチに帰りたい。しかし人民ツアーはまだまだ続く。そう簡単に返してはもらえない。

理由は二つだ。

まず、この程度ではツアー参加の人民が納得しないこと。中国国内の人民ツアーは、現地滞在時間は短めでその分あちこちを訪れる傾向がある。「もぉぉぉね、うちのツアーはあんなところもこんなところもあそこもここも行って、それで***人民元ですよ」というのが売りの一つであり、実際人民の皆さんもそれを求めている。遺跡をじっくりと見るより、現地でポーズをとって記念写真を撮ることの方が大事だという感覚がないでもないのだ。

そしてもう一つの理由は、キックバックをもらえる土産物店は何があっても行くこと。これは低価格ツアーとしては貴重な収入源なのだろう。観光地の滞在時間を削っても、土産物屋は絶対にパスしない。

そしてこの時間、バスはまた土産物店に寄る。漢方薬の店だ。

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団体客が到着する度にその集団を5カ所はある会議室に連行し、この店で売っている漢方薬がどれだけ素晴らしい物かを力説する。

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疲れていなければこれはこれでなかなか面白い。
これを個人や家族連れだけの時にやられると、購入意欲のまるでない者としてはかなりうっとおしいのだが、団体ツアーなら目立たずに済むし多少ならつきあっても良い。


演説会から解放されるとそこは店内だ。

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「もう土産なんていらないでしょ」とも思うのだが、これが結構売れている。高価なものはともあれ、普及品はかなり売れていた。人民の皆さんは、旅行に行ったら買い物はしなければならないと思っているのかもしれない。私は店内を一回りしたあと、例によって無料のお茶やスイカをいただき寛ぐ。


土産物屋を出てバスをしばらく走らせる。
時間はもう北京時間の7時をとうに過ぎている。ウルムチには2時間遅れのローカルタイムもあるが、さすがに疲れてきた。帰りたい。でも帰れない。あと1カ所、達坂城古鎮景区なる場所に行かなければならないのだ。


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2008年06月17日

吐魯番葡萄溝風景区 (ウルムチ発トルファン日帰り人民ツアー 6)

 

夏のトルファンの風物詩と言えば葡萄棚、らしい。

確かにこの雨の少ないこの地では葡萄栽培もうまくいくだろう。正直わざわざシルクロードの街までやってきて、そんなに熱心に葡萄棚を見たいとは思わないのだが、ここは吐魯番葡萄溝風景区というたいそうな観光ポイントとなっていて、「なにもそこまで」と思うような立派な門まで立っている。

読みにくいが日本語もある案内図
「ボドウ溝の風景区の風景区の全景を示す地図」と書いてある。
「ボドウ」ではなく「ブドウ」だ。立派な石版、作る前に調べて欲しい。

中国はウルムチ、トルファンといった新疆ウィグル地区を、チベット同様、殊更に観光地として整備していこうと考えているような気もする。もちろん葡萄畑だけでは観光地として弱いと感じたのか、他の見所もある。


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2008年05月18日

気温62度 - 火焔山 (ウルムチ発トルファン日帰り人民ツアー 5)



羅刹女火焔山より西南に千四五百里もの先にある翠雲山芭蕉洞に住み、火焔山の燃え盛る炎を消すことが出来る秘宝・芭蕉扇を持つ。牛魔王の妻であるが、牛魔王が愛人の玉面公主を作って芭蕉洞へ帰って来ないため不機嫌を募らせていたところに孫悟空が芭蕉洞を訪ね、火焔山の炎を消すために芭蕉扇を借りたいと頼み込む。ところが鉄扇公主にとって孫悟空は息子である紅孩児の仇であるため、彼女は烈火の如く怒り狂って、追い返そうと二振りの青峰の宝剣をもって襲い掛かる。二人は夕刻まで一騎打ちを続けるも、形勢不利と見た鉄扇公主が芭蕉扇で悟空をあおぎ吹き飛ばしてしまう。

悟空が一晩かかって吹き飛ばされた先は、かつて黄風大王の件で世話になった霊吉菩薩の住む小須弥山であった。悟空から事情を聞いた霊吉菩薩は風鎮めの秘薬「定風丹」を彼に与える。再び芭蕉洞に取って返した悟空は昨日と同じように鉄扇公主を呼び出し、両者は再び一騎打ちを始める。やがてひるんだ彼女は芭蕉扇で悟空をあおぐが、少しも飛ばされる気配が無い。せせら笑う悟空を気味悪がった公主は芭蕉洞に逃げ帰り、堅く扉を閉めてしまった。疲れて喉に渇きを覚えた彼女は、侍女に命じて茶を持ってこさせる。ところが、孫悟空が1匹の虫に化けてお茶に飛び込み、そうとは知らずにお茶を飲んだ鉄扇公主の胃の中で暴れ回ったため鉄扇公主は腹痛に苦しみ、遂にたまりかねて孫悟空に芭蕉扇を渡すと約束するが、その芭蕉扇は偽物であった。

さっそく悟空はそれを持って火焔山に向かうが、偽物であったため逆に火の勢いは強まり、全身に炎を浴び両股の毛まで焦げてしまう。ほうほうの態で引き返してきた彼の前に火焔山の土地神が現れ、公主の夫の牛魔王に頼むよう勧める。しかし悟空が牛魔王を訪ねる途中、玉面公主と偶然いざこざを起こしてしまった為、「俺の妻や妾に無礼を働くとは」と牛魔王とも交渉決裂となってしまった。この後、彼らの間で芭蕉扇をめぐって化け比べや騙しあいなど、数々の戦いや駆け引きが繰り広げられる。(Wikipedia"西遊記"より)

火焔山と聞いてピンとくる日本人はそう多くないかもしれないが、西遊記のこの話を聞けば「ああ、あそこか」と思う人は少なくないだろう。トルファン界隈は暑苦しさで有名だが、火焔山はそのトルファンエリアでも最も暑い場所だ。こんな話を書きたくなる気持ちも分かる。

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2008年05月11日

維吾集古村、ランチ、ショッピング (ウルムチ発トルファン日帰り人民ツアー 4)

  
カレーズ、交河故城と大物を見学した後、バスは維吾集古村という施設に着いた。一応入場料は35元となっているが、個人でこの施設にどの程度の人が入るのかは多少疑問だ。

あまりメジャーな場所ではなく日本のガイドブックにはあまり載っていないが、トルファンの昔の生活を資料やジオラマで展示している小振りな博物館で、私はこの種の施設が嫌いではない。

この維吾集古村ではワインも作っていて出口で有料の試飲、販売されている。もしかしてここ維吾集古村はワインを売る方が主な業務なのかもしれない。

中国には Great Wall という中国では有名なワインがあるが、まぁ正直イマイチな味だ。ましてやブドウの名産地とは言え怪しげなワインをお金を出してまで試飲する気はおきない。ワインもよく見るとあとからフレーバーを加えたようなものが多い。実際に試飲していた中国人に「どうだった?」と聞いたら苦笑いして首を振っていたので、そんな味なのだろう。


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2008年04月20日

交河故城 (ウルムチ発トルファン日帰り人民ツアー 3)


 
交河故城はあまり日本では有名ではないかもしれない。
ここはウイグル地区における漢王朝の辺境前線基地都市であり、長い間軍事基地として使用されてきた天然の要塞だ。702年に最初に築城されて以来チンギスハンに滅ぼされたりもしたが、唐の時代の様子を残す保存状態の良い遺跡なのだ。

もちろん観光で食べていくつもり満々のトルファンでは重要な観光資源であり、入場料もお安くない。個人で入ると40元なりの入場料となる。

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それなりの入場料をとるため遺跡だけでは申し訳ないと考えたのか、一応ジオラマのある小さな博物館もある。ぱっとしない施設だが、それでも交河故城遺跡の全貌を理解するには便利だ。遺跡の南部は街だったこと、北部は墓地や寺院だったこと、中央に行政機関があったことが分かる。人民ツアーはこんな場所でゆったり時間をとったりしない。10分程でさっそく遺跡に向かう。

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2008年04月04日

トルファン、カレーズ(ウルムチ発トルファン日帰り人民ツアー 2)


人民向け中国国内ツアーはちょっとせわしない。
日本のバスツアーも似たようなものだが、その慌ただしさを3割増し程度にしたと考えれば、まぁ大きな間違いはない。また、日本同様提携した土産物店立ち寄りが数カ所組み込まれ、そこからのキックバックを貴重な収入源にしている。

しかし「さらっと観光地を見ておきたい」程度の場合には、なかなか、いや、かなり使い勝手が良いと言っていい。トルファンの見所は公共の交通機関では行きにくい場所が少なくないので、結局現地でタクシーをチャーターするか観光バスに乗ることになるのだ。ツアーに含まれている入場料も団体割引なのだろう。総額で考えると個人で行くよりかなり割安だと言える。

このツアーはトルファンのメインである、交河故城、火焔山、カレーズ(地下水道)、ぶどう園、そして漢字で読んでもなんだか良く分からない観光地を数カ所廻る。日本のガイドブックでは存在すら知られていない場所だし、せっかくだからこの際見学も良いだろう。

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2008年03月15日

ウルムチ発トルファン日帰り人民ツアー 1

ウルムチで楼蘭美人のミイラを見た後の観光には、正直あまり魅力を感じなかった。どこにでもあるような紅山公園に登るのも今ひとつ気が乗らないし、街もそこそこ堪能したしここは郊外に出てみたい。

ウルムチ郊外の観光スポットと言えば天池だ。
ここは「中国のスイス」などと呼ばれてもいるようだ。
しかしこの「中国のスイス」とか「アジアのベニス」とか「山陰の小京都」とか、「なんたら(ローカル)のなんたら(有名どころ)」という場所には、正直あまり関心が湧かない。「みみっちいこと言うな。偽物見るなら本物を見に行くわい!」と思ってしまうのだ。

そういう訳で天池はバス。南山にもいまいち惹かれない。
ここはやはり素直にトルファンの1日観光人民ツアーにでも参加してみようと、人民公園界隈に出向いてみる。
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人民公園の北口前には、人民相手の観光ツアー会社がいくつかある。そのうちの一つに話を聞くと、トルファン1日ツアーは全ての入場料・昼食込みで220元らしい。自力でトルファンまで行くとバスで40元で約2時間、現地での移動を考えるとウルムチから220元はそれほど悪くはない。朝8時の出発とのことで、さっそく申し込んでみる。

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2008年03月01日

ウルムチ観光、楼蘭美女のミイラと夜市

 
以前にも書いたが、ウルムチは沙漠のメガシティだ。
人口はおよそ160万人。東西南北どの海からも2000km以上離れているため、「世界一海から遠い都会」とも呼ばれている。遊牧民族と漢民族による領土の奪い合いが行われてきたが、清朝光緒帝の1880年代に新疆省が設置されると、迪化は同省の省都となったとある。

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(Wikipediaウルムチより)

私にとってウルムチは久々の大都会だ。
麦田YHに隣接するデパートを見物に行くと、開店前の朝礼兼体操が行われていた。中国の大きな企業では、良く人目もはばからずこの体操をやっている。以前麗江のホテルのロビーで体操が始まった時には「客を放置してここで体操するか」とちょっとしたカルチャーショックを受けたが、さすがデパート店内では行わない。

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店舗前の大型ビジョンでは体操のお手本が放映されている。
さすが、ぬかりはない。

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とりあえず都会の朝を味わうためKFCでブリトーとコーヒーの朝食。インスタントではないコーヒーは久しぶりだ。

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2008年02月16日

ウルムチ 麦田国際青年旅舎

 
沙漠のメガシティ・ウルムチの空港は市街地から17km程北にある。
市街地までは市バスもあるが、空港を背に左斜め前にある道を500m程歩いた場所に終点があるので到着客はなかなか見つけることができない。(この周辺には3人部屋で60元からの安めの空港ホテルも数軒ある)フライトで疲れた身としては、素直に10元の空港バスに乗る。チケット売り場は到着ロビーを出たすぐそこだ。

このバスは中華民航のオフィスまで行くが、目的地を伝えればバス停のそばで車を駐めてくれる。私はあてにしていた人気の宿、麦田国際青年旅舎に向かった。この人気ユースはウルムチの中心部北部にあり、紅山公園を背に隣が百盛"Parkson"という大型デパートの隣という好ロケーションだ。

中国の宿は物価水準に比べやや割高で省によっては外国人の泊まれる宿が制限されているため、バックパッカーにはユースホステルの人気が高い。麦田国際青年旅舎はそんな中国ユースの中でも更に人気だ。フロントはこの建物の3階にある。

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2008年02月11日

キルギスタンエアウェイズ517便 -ビシュケクからウルムチへ-

 
キルギスの首都、ビシュケクのマナス国際空港は、ビシュケク中心部から北東に約30km、車で約30分ほどの距離だ。ここまでは東バスターミナルからマルシュルートカ(小型乗り合いバス/ワゴン)で行くことができるが、例によって満席にしてからの出発となる。バスターミナルまで行ってから車を捜すのが面倒だったため、ザブル氏の知り合いに車での送迎を依頼する。これならぎりぎりまで宿でのんびりできるので、$4はそれほど高くない、かもしれない。

例によって空港までの道中には何もない。
昔空港はビシュケクの南側にあったらしいが今では街の北東に移り、そして旧ソ連領であるにも関わらず2000人ほどの米兵と米軍を中心とする西側諸国の空軍が駐留している。アメリカ同時多発テロをきっかけに始まった米軍の駐留は2007年現在も続いていたが、キルギスにとっても米軍の駐留は経済的にありがたいらしい。政治的に微妙なエリアのせいか、google mapでマナス空港の航空写真を見ても、ただの畑地しか写っていない。


大きな地図で見る


そんな背景を聞いていたので、空港は厳重な警備されているのだろうと思っていたのだが、拍子抜けするくらい呑気な空港だった。

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2008年01月13日

キルギスで買う割引き航空券


カザフスタンのビザは無事取ることが出来たが、ちょっと心配事が増えた。ビシュケクからカザフスタンのアルマティを経由し陸路でウルムチに戻るルートの日数に余裕がなくなってきたのだ。それというのも旅行日数が短いからであり、カザフスタンのビザ取得に数日かかったためだ。

宿で旅行者にカザフスタンの印象を聞くと、口を揃えたように良くない答えしか返ってこない。

「いや〜、本当につまらない国でしたねぇ」
「物価は高いですけれど、いても面白くありませんよ」
「もう、通過するだけでした」
「お金のある国だし、観光を歓迎していないようです」
「田舎は良いらしいんですけど、宿ないんですよ」

うーむ。

キルギスを出た後は、バスでアルマティに向かい、運が良ければ国際列車、運が悪ければカザフスタンと中国のローカルバスを乗り継いでウルムチに向かうつもりだった。運良く週2便の国際列車に乗ることができれば運賃は$70程と聞いている。アルマティまでのバス代は5〜6ドルといったところか。まぁ交通費だけで$80見ておけば大丈夫だろうと考えていた。

しかし、日程にあまり余裕がない。
何か1回トラブルがあったら、帰国がぎりぎりになってしまう、そんな状態だった。素直に飛行機に乗れば数時間で移動できるのだが、航空券は$220程と聞いている。3倍かぁ…

と悩んでいると、サクラゲストハウスオーナーの疋田さんが、ビシュケク市内の旅行代理店を教えてくれた。名前は"Kyrgyz Consept キルギスコンセプト" 。疋田さんも日本に帰る時の航空券はここで買うとのこと。市内中心部に数軒店を構えている。最近はキルギスの航空券も多少のディスカウントがあるらしい。

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2007年12月31日

キルギスの食事いろいろ


「キルギス共和国は、雄大なテンシャン山脈、神秘的なイシク・クリ湖を有する自然豊かな大変美しい国であるとお伺いしております。キルギスの方々の間では「大昔、キルギス人と日本人が兄弟で、肉が好きな者はキルギス人となり、魚を好きな者は東に渡って日本人となった。」と言われていると伺っており、またキルギス人と日本人は顔がそっくりであるともよく聞いています。」

平成16年に在京キルギス大使館が開設された時の松宮政務官の挨拶だ。私には出典は分からないが、どうもそれなりに有名な話らしい。しかし正直私には、キルギスの食事に耐えられなかった物が東に逃げて日本人になった、という気もする。中央アジアの国々の食事には「目を見張るほどおいしい」という印象はない。例の長期保存が可能ないまいましく固いナン、羊がすぐ頭に浮かび、あとは強い印象がないのだ。ラグメンだって中国で食べるそれはなかなかおいしいが、一歩外に出ると地味に味が落ちるように感じる。

さくらゲストハウスに泊まっていた日本人には、ゴーインデパートからソビエツカヤ通りを5分ほど南に歩いた右側にある吉祥飯店の中華がそこそこ人気だったようだ。宿から近く値段がそう高くないせいもあったかもしれない。焼き飯が30com程だっただろうか。

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2007年12月27日

ビシュケクのトロリーバスと市場のお総菜


ビシュケク市内の交通機関には、バス、「マルシュルトゥカ」と呼ばれる民営のミニバス、タクシー、そしてトロリーバスがある。そのうち最も安上がりな移動手段がトロリーバスだ。バスやマルシュルトゥカの運賃が一般に5comであるのに対し、トロリーバスは3comだ。また老人は無料のようで、みんな降りる時に運転手に挨拶をするだけだった。さすが公共の交通機関という気がする。

しかしそこは旧ソ連の公共交通機関、運行頻度が全く読めない。
同じ番号のバスが数台続いたかと思うと、待っている番号のバスが1時間くらい来ない時もある。もちろん運行時刻表はあるだろうし渋滞状況などによってムラも発生するのだろうが、それでも納得しきれない程来たり来なかったりする。無料の様に思えたご老人たちは、いつ来るともしれないトロリーバスをひたすら待つのだろうか。まぁそこは旧ソ連時代に行列と待つことには慣れている強者の皆さんなので、苦にはならないのかもしれないが、冬の待ち時間はさぞ寒いだろうと思う。

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2007年12月21日

オシュバザールの軍用品店・ビシュケク キルギスの土産探し


私はどの国のビザも取らず、中国経由でキルギスに入った。
中国は15日以内ならビザ無しで、そしてキルギスは現在60日以内ならビザも外国人登録も不要になっている。つまり「キルギスには思いたったらすぐ行ける」のだ。

中国のビザ免除も問題はない、はずだ。
一応15日以内の観光ならビザ免除ということになっているので、中国・カシュガルからキルギス・オシュに入った時点で、つまり中国を出国した時点で日数のカウントは一旦終了、そして中国に再入国した時点で再度0からカウント開始となり、その日から15日滞在できることになる。

しかし日本から中国に飛ぶ飛行機にチェックインする時、帰国便の出発までが15日を超えていると事情は微妙だ。航空券だけではまるで中国に15日以上滞在するように思われてしまう。

「陸路でキルギスに行ってまた中国に戻ります」と説明しても、航空券上の裏付けがなければチェックインをさせてくれない場合もあるのだ。

この辺の対応は実質的にはケースバイケースらしい。
例えば広州行きのフライトでは香港が近いため特に問題もない場合も少なくないそうだし、内陸部では要求されやすいらしい。ちなみにチベットに行く場合には必ずビザを取らなければいけないことになっているが、実際はビザ免除でも行くことができる。政府の法律と実際の運用がどの国でも必ずしもイコールとは限らない。

私は面倒を避けるため、旅行期間を中国滞在を含め15日間にした。キルギス滞在は実質1週間強、寂しいと言えば寂しいが仕事もあるし面倒は避けたい。

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2007年11月18日

ザブルゲストハウス・アクロバットなドミ? ビシュケク

 

イシククル湖からさくらゲストハウスに戻ってみると、想像通り満室だった。


現在欧米系の旅行者に一番人気なのは、"Nomads House(Nomas Guest House)"(ノマッズゲストハウス)だ。

カシュガルからずっと一緒に移動することになったイギリス人も、「俺はノマッズに泊まるから一緒に来い。良い宿らしい」と強引に勧めてくれた。私はさくらゲストハウスで日本語のマンガを読みたかったのでお断りしたのだが。


ちなみにこのノマッズガストハウス、さくらでは「幻のNomads」と呼ぶ人もいた。その時泊まっていた人たちには、Nomadsを発見出来た人がいなかったというのだ。

実はこれには訳がある。
日本人に人気の「旅行人ガイド」の地図では、ノマッズゲストハウスの位置が間違って書かれているのだ。

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ガイドブックを持っていかなかった私も、当然のようにNomadsを発見できず、口コミで行き方が分かったのが南旅館とザブルゲストハウスの2軒だけだった。南旅館は長期旅行者でいつも混んでいるとも聞いたので、ビシュケクでは老舗のザブルゲストハウスに泊まってみた。

実はこのザブルゲストハウス、最近はあまり評判が良くない。
オーナーのザブル氏が宿代を値切ろうとした日本人をこき下ろしたとか、盗難にあったとか、最近あまり良い噂がないのだ。とはいえ老舗のゲストハウスではあるし、もともとキルギスの有名な詩人だか文学者だかのお屋敷だったらしく、旧ソ連のお屋敷に興味のあった私は2泊だけしてみることにした。宿はドイツ大使館の目の前にある。


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おお!お屋敷ではないか!

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2007年10月07日

盗難事件容疑者カップル続報


現在ビシュケクにいらっしゃる山村工作隊さんが、mixiのご自分の日記と「世界の安宿」コミュで、精力的に前回書いたジュリアンとクリスティーンの行方を報告なさっています。

私もクリスティーンとしばらく行動を共にした期間があったため山村工作隊さんに連絡し、多少の情報提供をし、そしてご許可の元にこの場所でも報告をしています。山村工作隊さんは「一人でも被害者を減らすために」と前回から快諾なさってくれました。

この件に憤りを感じた日本人旅行者ハンターさんが、ジュリアンとクリスティーンの行方を追ってキルギスから中国に入り、日本人の目撃情報を元に追跡、中国公安に告発する寸前までいったようでうが、そこは中国、なかなか上手く行きません。ハンターさんの体力も無限ではないでしょうし…



そしてその後の情報です。

クリスティーンは10月5日現在、カトマンズにいるようです。

ジュリアンはカシュガルか手前のアラトゥで9月末の目撃情報があります。



その他中国まで追いかけたハンターさんと山村工作隊による貴重な情報です。



---(以下引用)---

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2007年09月24日

連続盗難手配写真 中国・中央アジアでドミでの盗難が起きています

 
この件に関して、更に詳しい情報が入りました。
ビシュケシュの事件に関しては、私は加害者も被害者も顔見知りです。しかも双方と数日間グループで一緒に行動しました。

100%の確度とまでは言えませんが、状況証拠的には真っ黒なので、ここでアジア・中国を旅行する方がこれ以上被害に遭わないように引用させていただきます。

尚、彼らは現在中国・ラサにいるという情報があります。


*追記
現在ジュリアンは中国・蘭州のドミにいるという情報があります。ご旅行中の方はご注意下さい。



---(引用)

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写真の2人は2007年7月〜9月にかけて、クルグズスタンから中国敦煌にかけての外国人客の多い宿のドミトリーで立て続けに発生した盗難事件(下記参照)の容疑者と目されています。被害者は日本人や韓国人の旅行者で、いずれも同国人ばかりの部屋で気が緩み、荷物の管理が疎かになっている所をうまく狙われた節あり。

 手口としては、まずクリスティーン(女性の方)が先にその宿に泊まり、これをジュリアン(男性の方)がその友人という形で訪問、短時間の間に外出/就寝中の他の宿泊者の荷物から貴重品をピンポイントで抜き取る、というパターンが多いようです。

パスポート番号など実行犯の足跡が現場に残らない上に、こうした事件だと被害者は普通、他の同宿者や宿の従業員を疑いますから、うまくいけばその存在すら意識されない訳です。万が一疑われた場合は、残ったクリスティーンが「彼は既に別の国に向かったらしい」など偽の情報を流して逃亡を助けます。で、また別の場所で合流し、同じことを繰り返す、と。実に巧妙なやり口です。
 
彼らはこれまでの成功に味を占めて、チベットや雲南、ネパール、東南アジアなど他地域での日本人宿でも同様の犯行を繰り返す恐れがあります。十分に注意してください。 
 
(写真左)ジュリアン   
本名:不明(自称の姓はDAI,BING等)
通名:ジュリアン
年齢:21〜27歳?(正確には不明)
国籍:正確には不明。自称は「華僑系スウェーデン人」だが、香港/シンガポール/中国本省人との話も。
身長:165-170cm
体格:中肉中背
髪の色:黒
瞳の色:黒
特徴:露、英、漢(普通話)、瑞語など複数の言語に堪能。ジョークをよく言う・いたずら好き。気前が良く、実家が金持ちであることを過剰に強調。
性格:社交的・頭の回転が早い
癖:物の食べ方が下品、話す際に『チュッ』,『チェッ』などの舌打ちみたいなものが入る

(写真右)クリスティーン 本名:Kim Eun-jung(金某)
通名:クリスティーン
年齢:26歳
国籍:大韓民国
身長:160未満
体格:普通
髪の色:黒
瞳の色:黒
特徴:英語が堪能。全体に欧米志向が強く、韓国語の本名で呼ばれるのをとても嫌う。自国の事も悪く言う。酒は飲めないと言うが、実は沢山飲める。
性格:普通。頭の回転も普通で、嘘をついてもボロが出やすい。某宿所蔵のロンリープラネットを盗んで平気で自慢するような、低いモラルの持ち主。
癖:物の食べ方が下品。欧米人風のジェスチャーを多用。

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2007年09月16日

村の暮らし チュルポン・アタ/ROZAの場合



ROSAの家は湖から離れた側にある。

国道の南、湖側には地味とは言えそれなりに観光地的な施設もあるが、北側にはキルギスの金持ちが建てた別荘以外全く観光施設はない。普通の雑貨店すらほとんどなく、キルギスの田舎、といった風情だ。ポプラの木、雪を残す山、広がる牧草地と、日本の北海道を多少欧風化して田舎にしたような村だ。

夕飯ができるまで村を散歩してみる。
農村と言っても村の中には畑はない。牛や馬の姿も見えるが、酪農をしているという規模ではなく、家で消費する牛乳を取ったりするていどに見える。あるいは遊牧地は離れた場所にあるのかもしれない。時々目に入る飛び抜けて立派な別荘以外、どの家もさほど立派ではない。ROZAの家とそう変わらない造りだ。

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2007年09月03日

イシククル湖で民泊



日本人の癖に15000円を出し惜しみ旧ソ連幹部の保養所に泊まることができなかった私ではあるが、実は宿のあては他にもあった。民泊だ。

チョルポン・アタに到着した時、宿を探しているのかと英語で声をかけてきた人がいたのだ。ROZAというおばさんだ。彼女は私が「オーロラに泊まろうと思う」と言うと笑っていたが、何かあったら電話しろと強引にメモ帳に電話番号を書き込んでいた。私がよほど金がなさそうに見えたのだろう。そして彼女の人間観察は正しかったということだ。

イシククル湖の街では民泊は一般的だ。
キルギス人観光客も民泊をよく利用している。というより、キルギスの観光地では、オーロラなど特別な大型ホテルを除けばろくに宿も整備されていない、という方が実体に近い気がする。


ROZAの家は湖の反対側、山側の農村中心部にあるらしい。
せっかくイシククル湖まで湖畔に泊まらないのももったいない気がしたが、彼女は英語がうまい。夏の観光シーズン以外はビシュケシュで英語教師をしているのだそうだ。きれいな景色は嫌いではないが正直私は飽きる。しかし彼女の家に泊まればさまざまなキルギスの生活事情を知ることができそうだ。私はオーロラから50comで乗せてくれたドライバーにROZAの電話番号を見せた。携帯電話はキルギスの庶民の間にもしっかり普及している。


ROZAの家は国道を挟んで湖の反対側、バスターミナルから10分程歩いた場所にある。この辺からは湖はほとんど見えない。ところどころに現地金持ちの別荘はあるが、あとは単なる農村だ。そしてROSAの家は、金持ち別荘の一軒に隣接していた。ちなみに下の写真、赤い屋根は別荘でROZAの家はその手前だけだ。

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